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Aquarium Fish

ヲメラノタエニア・トリファスキアータ

(Melanotaenia trifasciata)

分 布

オーストラリア北部

全 長

10cm

水 質

中性

メラノタエニア・トリファスキアータ


メラノタエニア・トリファスキアータ

私の絵の中にレインボーフィッシュがたびたび出てくるのをご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私はレインボーフィッシュが大好きで、特に大型になるものが好きです。しかし日本ではあまり見かけませんが、1980年代後半頃入ってきたブルーレインボーはすばらしくきれいでした。体色が光が点滅しているように、グリーンからブルーに輝くのを初めて見た時にはびっくりしました。

私は90cm水槽で飼っていましたが、ガラスに鼻をつけて上下運動をよくしていました。やはり狭いようで、ちょっと可哀想な気がしました。レインボーの流線形の体系からして現地ではかなりのスピードで群れをなして泳いでいるものと思われます。私の夢は大型の水槽でレインボーをビュンビュンと泳がせることです。レインボーを美しく育てるには硬水を保つことですが、日本の水ではその辺が難しいかもしれません。

海外の雑誌では美しいレインボーがたくさん載っていますので紹介致します。メラノタエニア・トリファスキアータ、アクセルロディ、スプレンディダなどが私の好みで、その中でもメラノタエニア科(黒い帯)の特徴がよく出ている、トリファスキアータがいちばん好きです。トリファスキアータは体色の変化があって、赤・青・緑とありますが、赤で最高に色が出たものを一度見てみたいです。

最後に1980年、ADIに掲載されたDr.J.Clasen氏のトリファスキアータについての解説文を紹介します。
“この魚が生息する川はほとんどが原住民保護区を流れており、入域許可が必要でもあり、容易に行けるところではない。したがってアクアリストはめったに入手できない。私が採取したのはアーンヘムランドのギディ川、ネマトケントリス・マクラータも一緒に採れた。本種でも老成した雄は体高が高い。体側にはブルーブラックの線が1本、線より背側はすばらしいバイオレットの光沢におおわれ、線の下側の鱗はライトブルー、黒っぽくくまどられている。背、尻、尾ビレはダークレッド、スポットはなく、えらぶたには赤紫のスポットがある。産卵期には色がぐっと濃くなり、その上背中に沿って1本の「点滅自在」の明るい虹色の線が現れる。この線はダークオレンジから黄、あるいは白、上顎から第1背びれにかけて現れる。”







ヲレッドフィン・オスフロネームスグーラミィ

(Osphronemus laticlavius)

分 布

ボルネオ島

全 長

50cm

水 質

弱酸性〜中性

レッドフィン・オスフロネームスグーラミィ


レッドフィン・オスフロネームスグーラミィ

アクアリストは新着魚を見るたびに胸を高鳴らすものですが、私は1988年に輸入されたレッドフィン・オスフロの色彩と体系に感動しました。今では見なれてきましたが、こぶが少し出た成魚は迫力があり、いつ見ても美しい魚です。この魚はぜひ描こうと思い、1988年当時、東京タワー水族館に大型のレッドフィンオスフロが来ていましたので、入場料を払って何度も見に行った記憶があります。

そうやって描いた絵は、1989年のフィッシュマガジンカレンダーに掲載されました。これは私の初期の代表作で、ギャラリーのアクアリウムフィッシュの中に入っていますので、ぜひご覧ください。

レッドフィン・オスフロの風貌はエキゾチックで迫力があり、熱帯らしさがよく出ていると思います。水の中にいるのですが、なぜか私はオウムやインコなどの熱帯の鳥をイメージしてしまうのです。大型魚ですが、植物性のものも好み、現地では水草なども食べています。体長は50〜60cmになります。


 

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