HOME PROFILE GALLERY ESSAY&GALLERY SHOP AQUARIUM ATELIER LINKS GUEST SHEET

 アクア・プランツ | ロバーティ・テトラ | イエローコンゴー・テトラ | レッドアイ・カラシン | ボララス・ブリジッタエ |
 アルタム・エンゼル | スポケラートゥス | ディスカス | カ−ジナル・テトラ | ネオン・テトラ | グッピー | アジア・アロワナ |
 
アグアプレコ | レッドテール・ブラックシャーク | クラウンローチ | レインボー・フィッシュ | レッドフィン・オスフロ |


Aquarium Fish

ヲカ−ジナル・テトラ

(Paracheirodon axelrodi)

分 布

ネグロ河

全 長

5cm

水 質

弱酸性 〜 中性

カ−ジナル・テトラ


カ−ジナル・テトラ

ネグロ河の支流、ほとんど水の流れがない河べりの浅瀬には、枯れ葉が水底に積もり、赤褐色の底土が付着しています。水は茶色に見えますがきれいに澄み切っており、メダカのような魚がキラキラ輝いているのが見えます。それがカ−ジナル・テトラです。カ−ジナルのあまりにも目立ちすぎる青と赤の色彩は、この静かな環境からくるのかもしれません。アフリカの卵生メダカのように自分の存在を目いっぱい主張しているようです。Dr. Rolf Geislerの説によると、現地でのカ−ジナルの寿命は1年だそうで、カ−ジナルが住んでいる河には初回の繁殖期の後に餌はなくなり、ほとんどの場所で死んでしまうといいます。







ヲネオン・テトラ

(Paracheirodon innesi)

分 布

アマゾン河

全 長

3cm

水 質

中性

ネオン・テトラ


ネオン・テトラ

1936年、フランスの蝶収集家A・ラポーがアマゾン河上流のウカヤリ河でネオン・テトラを発見しました。彼の説によるとネオン・テトラの自生地はアマゾン河本流からジャングルに深く入り込んだ細流で、ケブラーダ(山峡)と呼ばれています。乾季の時期で、河幅3〜5メートル深さ30センチ止まり程度で、水溜まりのような状態で水草はほとんど無いに等しく、水底には枯れ葉や枯れ枝が堆積し、たくさんのカラシンの群れの中にネオンテトラも潜んでいるといいます。








ヲ国産グッピー

(Poecilia reticulata var)

分 布

改良品種

全 長

5cm

水 質

中性 〜 弱アルカリ性

国産グッピー


国産グッピー

グッピーほど原種の時から1匹1匹色彩が伴う魚も珍しいです。このようなグッピーの遺伝子は、身体の各細胞に23+23の染色体があります。しかし生殖細胞、つまりオスの精子とメスの卵子はそれぞれひと組の染色体を持っているにすぎません。受精がおこなわれて初めてふたつの細胞の核が解け合って、2組みの染色体を持つひとつの細胞になるのです。

今日私たちが見ているグッピーは1859年頃発見され、長い歳月をかけ数え切れないほどの交配、淘汰により固定化されてきたものですが、このグッピーの群れをひとつの水槽に放置していると、ものすごいスピードで衰え、退化へと向かっていきます。そこにグッピーの難しさがあり、誰もが繁殖できる魚ではありますが、誰もがその美しい形を維持できる魚ではありません。またこれらの美しいグッピーを作り出す上で、この何十倍、何百倍ものグッピーたちが淘汰されていったことを、私たちアクアリストは忘れてはならないと思います。


 

 前のページへ 次のページへ 

玉神輝美のサイン