レッドアイ・カラシン
レッドアイ・カラシンは私が熱帯魚を始めた13歳の頃(32年前)あこがれの魚でした。レッドアイ・カラシンには思い出があります。私が中学1年生の冬に、この魚が欲しくて松山まで買いに行ったことがあります。当時私の住んでいる宇和島から松山まで、汽車にゆられてわざわざ熱帯魚を買いに行くなど、正気の沙汰ではありませんでした。その時に飼ったレッドアイ・カラシンのビニール袋を大事にコートに包んで、夜汽車にゆられて帰って来たのを覚えています。そして毎日穴があくほど眺めていました。
その頃私の枕元にはいつも熱帯魚の図鑑が置いてあったのです。レッドアイ・カラシンの特徴はその名のとおり、目の上部が赤く、また目の後ろから尾の付け根にかけての測線の部分が赤みがかった銀色になっていて、その線から下がメタリックグリーンに金粉を振り掛けたような輝きがあり大変美しいです。体系は南米のピンクテール・カラシンに似ていて、身体のわりには鱗が大きいです。
レッドアイ・カラシンの飼育は砂を薄く敷いて、形のいい流木にアヌビアスやミクロソリウムを活着させたものを1個入れておくくらいで、なるべくシンプルな方が良いでしょう。
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