水彩(サップグリーン、バーントシェンナー、アイボリーブラック)をエアーブラシで水草の部分に吹きかけていきます。次に親指で筆をはじくようにして水を散らし、画面に水をかけます。この水滴が水彩絵の具を溶かし、水の泡のように見えてくるのです。Web上ではよく見えませんが、原画ではよくわかります。アロワナの身体には水彩のクリムゾンレイキとバーントアンバーをブラシで吹きかけていきます。そして筆に水をつけて水彩を取りながら鱗の輝きを出していきます。この絵では最後に水彩をブラシでかけ、それを筆で取っていくテクニックがポイントですが、今回はうっかりしてそのところの写真を撮り忘れてしまいましたので、次回レッドアロワナを描く時に詳しく説明していこうと思います。
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