かめをと初めて会ったのは、神奈川・川崎市にあるペットショップでした。レジの棚上の小さなプラケースに入っていました。甲長が４cmほどで、白い肌に黒い点があり甲羅も白と黒がはっきりしていて、とても美しかったです。そしてぶどうのような黒い目が印象に残りました。値段が高かったのでその日は決心がつきませんでしたが、あの目が忘れられず翌日買いに行きました。かめをは来た当時から病気になりました。それは“かめを看病日記”に詳しく書いてありますので、ぜひ読んでください。かめをは水ガメなのに水の中よりも陸上の方が好きで、水槽の中にいるといつも外に出たがります。日光浴の台の上に上がったり降りたりを何度も繰り返し、外へ出たいと訴えます。家の中を歩き回って遊ぶ時間が少なかった日などは、水槽の中に帰されても夜中じゅう騒いでいますが、思いっきり遊んだ日は疲れきって水の中でぐっすり眠っています。また、かめをは冬以外は専用のふとんで寝ます。いないなあと探すと、ふとんのある部屋まで歩いて行ってもぐって寝ているのです。ふとん以外にももぐるのが好きで、ざぶとんの下やカーペットの下にももぐります。かめをがいちばん好きなのは水中や日光浴ではなく、ふとんの中で眠ることです。